第79記 やきとん酒場 新橋とら八(新橋)

焼きとん

脱サラオヤジが、今宵も酒場放浪。
今回訪れたのは、新橋駅ガード下にある「やきとん酒場 新橋とら八」。
朝びきの新鮮な豚もつを炭火で焼き上げる職人技が光る、昔ながらの大衆居酒屋。サラリーマンの聖地・新橋で、安くて旨いを求めて一人酒。

JR新橋駅から徒歩1分。ガード下の喧騒に包まれた一角に、赤提灯が灯る「とら八」。
カウンター席からテーブル席まで完備。活気ある職人の掛け声と、炭火の香ばしい匂いが食欲をそそる空間。ひとり飲みにも、仲間との一杯にも最適な居心地。

まずは喉を潤す
ビール大瓶825円。アサヒスーパードライのキレと喉越し。炭火の香りが漂う店内で飲む一杯は格別。ジョッキではなく瓶で頼むのが、オヤジ流。


肉刺し三点盛り(968円)
この日の盛り合わせは、ハツ・タン・カシラ。まずはごま油と塩でいただく。ハツはプリッとした食感、タンはシャキッとした歯応え、カシラは脂の旨みがじんわり。どれも鮮度抜群。わさびを添えると、風味が一変。ツーンとした辛味が肉の甘みを引き立てる。酒が進む逸品。

シロ(143円)
タレで注文。炭火でじっくり焼かれたシロは、外はカリッと中はトロッと。臭みなし。タレの甘辛さと脂の旨みが絶妙なバランス。これぞ職人技。

上なんこつ(198円)
塩で注文。コリコリとした食感が心地よい。噛むほどに旨みが広がる。ビールとの相性抜群。塩加減も程よく、素材の味を引き立てる。

レバー(143円)
こちらも塩で。レバーは鮮度が命。臭みゼロ。ふっくらと焼き上げられたレバーは、口の中でとろけるような食感。塩の加減と焼き加減が絶妙。職人の腕が光る一串。


新橋とら八は、朝びきの新鮮なもつを炭火で焼き上げる本格派。価格も良心的で、サラリーマンの味方。脱サラオヤジの放浪記にふさわしい一軒。
旨い酒と旨い串。今日も一人、ガード下でしっぽりと。
「脱サラおやじの安くて旨い店放浪記」では、今後も各地の酒場を巡り、安くて旨いを求めて放浪を続ける所存。次回も乞うご期待。

やきとん酒場 新橋とら八 (新橋/居酒屋)
★★★☆☆3.42 ■JR新橋駅ガード下/朝びき肉を炭火で炙るやきとん130円~。手仕込み・手作りを貫きます ■予算(夜):¥2,000~¥2,999

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