第21記 日暮里-楽蔵

居酒屋

日暮里の駅からほど近い、隠れ家的な存在感を放つ「楽蔵 日暮里店」を訪れた。店内は全席個室というプライベート感溢れる造りで、落ち着いた雰囲気の中、ゆったりとした時間を過ごすことができる。ここは、炙り料理に特化した和食ダイニングであり、職人の技が光る逸品を堪能できる場所だ。

まずはビール759円で乾杯。一日の疲れを癒すには冷えたビールほど合うものはない。お通しに出されたほうれん草の胡麻和えは、シンプルながらも風味豊かで、箸休めに最適だ。

焼き鳥は、大山どりを使用しており、そのジューシーさと旨味は格別。ねぎま串253円、皮串253円ともに、素材の良さが際立っていた。特に、皮のパリッとした食感と脂の旨味が絶妙である。

炙り〆鯖1045円は、表面を炙ることで旨味を閉じ込めた逸品。脂の乗った鯖の旨味が口いっぱいに広がる。

若鶏の竜田揚げ759円は、外はカリッと中はふっくら。噛むほどに広がる鶏肉の味わいが、ビールとの相性をより一層引き立てる。

2杯目以降は凍結レモン氷サワー671円におかわりサワー407円を計3杯注文。さっぱりしたサワーが料理に合う。

そして、北海道クリームチーズのラー油和え649円は、意外な組み合わせながらも、クリームチーズのコクとラー油のピリッとした辛さが絶妙にマッチしていて、これまでにない新しい味わいを提供してくれた。

この店は、料理の味はもちろん、個室の落ち着いた空間でゆったりと食事を楽しめる点が魅力的。日暮里に訪れた際には、ぜひ立ち寄りたい店の一つである。次回は、他の炙り料理や、店自慢のコース料理にも挑戦してみたい。

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