大阪の京橋にある「大衆酒場 京橋ホール」は、地元の人々に愛される居心地の良い空間だ。
店内は活気に満ち、どこか懐かしい雰囲気を漂わせている。
ここでは、ビールが驚くほど安価で提供されており、キリン一番搾りが中ジョッキで180円、プレミアムモルツが190円という破格の値段で楽しめる。
私が訪れた日、まず目に入ったのはお通し。300円という価格で提供されるピリ辛の一品は、ビールにぴったり合う。そして、大瓶ビールはトリプル生が280円という、私の放浪記史上最安値の大瓶であった。
串カツは、ナスが120円でサクッと揚がっており、その美味しさはさすが大阪の串カツである。
きすは160円で、白身魚の旨みが凝縮された一品だった。
チャンジャは300円で提供される。スピードメニューとしては忘れられがちだが、旨辛はビールとの相性抜群。
この店の魅力は、ただ安いだけではない。創立者が開発した出汁で作るおでんや、牛スジとこんにゃく煮込みの「長田名物ぼっかけ料理」など、ここでしか味わえない逸品があるので、次回試してみたい。
「大衆酒場 京橋ホール」は、安くて旨い店を求める私のような放浪者にとって、まさに宝の山である。次回の訪問が待ち遠しい。









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