第61記 熊野前 – Ramen にじゅうぶんのいち

らーめん

みなさんごきげんよう。脱サラおやじである。

今回は熊野前にあるラーメンの名店「Ramen にじゅうぶんのいち」に足を運んだ。
ミシュランビブグルマンにも選ばれた実力派の店で、食べログ百名店にも名を連ねる人気店。淡麗ながらも奥深い味わいのスープが特徴で、鶏の旨味がじんわりと染み渡る一杯が楽しめる。

都電荒川線「東尾久三丁目駅」から徒歩3分、町屋駅からも徒歩圏内の立地。店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター席のみのコンパクトな造り。平日はワンオペで6席、週末は2人体制で8席となる。こじんまりとした空間ながら、ラーメンへのこだわりが随所に感じられる。

脱サラおやじ史上、最も高価なラーメン、特製塩そば(2,100円)をオーダー。

まずはスープを一口。
淡麗ながらも濃厚、矛盾するように思えるが、脂っこいわけではなく、深みのあるコクが広がる。鶏の旨味が凝縮され、今まで味わったことのない奥行きのある味わい。

チャーシューは豚肩ロースと鴨ロースの二種。特に鴨ロースの香りと旨味には驚かされた。しっとりとした食感と濃厚な風味がスープと絶妙に調和する。

半熟味玉は、スープに溶けることなく、黄身までしっかりと味が染み込んでいる。自家製メンマも他店では味わえない独特の風味があり、細麺との相性も抜群。

「Ramen にじゅうぶんのいち」は、シンプルながらも計算し尽くされた一杯を提供する名店。素材の良さを最大限に引き出し、繊細な味付けで仕上げられたラーメンは、まさに芸術品。次回は醤油そばを試し、さらにこの店の奥深さを堪能したい。ラーメン好きなら一度は訪れるべき店である。

Ramen にじゅうぶんのいち (東尾久三丁目/ラーメン)
★★★☆☆3.82 ■予算(昼):¥1,000~¥1,999

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