皆さんごきげんよう。脱サラおやじである。
今回訪れたのは広島・流川にある「ふみちゃん 流川店」。広島名物のお好み焼きを求めて、夜の繁華街へと足を運んだ。
オレンジ色の看板に「広島名物 お好み焼 鉄板焼 ふみちゃん」の文字が目を引く。赤い暖簾には「お好み焼 ふみちゃん」と染め抜かれ、いかにも老舗の風格が漂っている。予約・小宴会・持ち帰りも可能とのことで、地元客から観光客まで幅広く対応しているようだ。
店内に入ると、壁一面に飾られた著名人のサイン色紙が目に飛び込んでくる。WANIMAや南海キャンディーズなど、錚々たる顔ぶれである。「ふみちゃんへ」と宛名が書かれた色紙も多数あり、この店の人気ぶりが窺える。

実は昼間にもお好み焼きを食べたのだが、その際はビールが飲めなかったのである。今宵はそのリベンジを果たすべく、まずは生ビール650円(税込、以下同)を注文。ジョッキに注がれた黄金色の液体は泡がしっかりと立ち、見るからに旨そうである。広島の夜に乾杯、これぞ至福の一杯だ。

メニュー表を眺めると、そば肉玉やうどん肉玉といった定番から、イカやエビが入ったスペシャルまで揃っている。トッピングも充実しており、ねぎやキムチ、チーズなど好みに応じてカスタマイズできるようだ。
そば肉玉お好み焼き900円を注文。待つこと15分、目の前の鉄板で調理が始まる。薄い生地の上にキャベツがたっぷりと盛られ、中華麺が層になっていく。蒸気が立ち上り、何とも食欲をそそる光景である。横には生卵が控えており、仕上げを待っている。

完成したお好み焼きは、広島風の王道スタイル。そば、野菜、肉、玉子が見事に重なり合い、ソースの香ばしい匂いが鼻腔をくすぐる。人気店だけあって奇抜さはないが、安定の美味さである。箸で持ち上げれば、麺とキャベツが絡み合い、口に運べば各層の旨みが一体となって広がる。これぞ広島のソウルフードだ。
この日の会計は生ビールとそば肉玉で1,550円ほど。広島の夜を満喫するには申し分ない価格である。有名人も通う人気店の味を、この値段で堪能できるのは嬉しい限りだ。
気取らない雰囲気と安定した味、そして著名人のサインに囲まれた独特の空間。昼のリベンジは見事に果たされた。また広島を訪れた際には足を運びたい店である。

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