皆さんごきげんよう。脱サラおやじである。
今回訪れたのは「da pai dang105」。店名の「大排檔(ダパイダン)」とは台湾の屋台街を意味するらしく、なんとも異国情緒あふれるネーミングである。
赤いネオンサインで「焼小籠包」「タパイタン」の文字が煌々と光り、上部には中華料理のメニューが色分けされた看板で表示されている。厨房が見えるオープンキッチンスタイルで、活気ある雰囲気が外からでも伝わってくる。ランチメニューの写真付きパネルを眺めているだけで食欲がそそられる。
席に着き、まずはセットの小ビール190円(税別、以下同)を注文。アサヒスーパードライの生ビールがジョッキで運ばれてきた。きめ細かい白い泡がしっかりと立ち、黄金色の液体が喉を潤す。ステンレスのテーブルが台湾の熱炒店らしい雰囲気を醸し出している。

料理の一発目は肉汁焼小籠包定食850円。白い楕円皿に焼小籠包が5個並び、ネギがトッピングされている。スープ、筍の煮物、ご飯、そしてパッションフルーツジュースらしき飲み物がセットで付いてくる充実ぶりだ。

焼小籠包を一口かじると、香ばしい皮の中から肉汁がたっぷり溢れ出す。あまりの勢いに思わず飛ばしてしまったほどである。これがまたビールに合う。ジューシーな肉餡と香ばしい焼き目のコントラストが絶妙で、一個また一個と箸が止まらない。
続いて当店名物の濃厚担々麺890円。青と白の渦巻き模様の中華風の器に、赤い辣油が浮いた濃厚なスープが満たされている。肉味噌、青梗菜、ネギがトッピングされ、見るからに食欲をそそる一杯だ。

スープをすすると、胡麻ベースの濃厚な旨みとピリ辛の刺激が口の中に広がる。そして鼻に抜ける八角の香り。この独特の風味が本場を感じさせる味わいである。日本の担々麺とは一線を画す、台湾らしい一杯に仕上がっている。
この日の会計はざっと2,000円ほど。ビールに焼小籠包、そして本格担々麺を堪能してこの価格。まさに「安くて旨い店」の名に恥じない一軒であった。
オープンキッチンから漂う食欲をそそる香り、肉汁溢れる焼小籠包、そして本場仕込みの担々麺。台湾の屋台街を彷彿とさせる「da pai dang105」、また足を運びたくなる店である。





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