皆さんごきげんよう。脱サラおやじである。
今回訪れたのは「酒と味噌煮込み 味噌煮込罠」。
なんとも洒落た店名が食欲をそそる。「罠」という字が入っているあたり、一度ハマったら抜け出せない旨さがあるのだろうか。食べログ百名店2024を獲得していおり期待が高まる。
平日11時15分に到着。開店は11時30分だが、なんと一番乗りであった。白い建物の1階に位置する店舗は、茶色の暖簾に「酒と味噌煮込み 味噌煮込罠」の文字が染め抜かれている。入口前には木製ベンチが置かれ、黒板のメニュー看板が立てかけられており、味噌煮込みへの期待感が否が応でも高まる佇まいだ。
開店を待つ間に、後ろには4人の列ができていた。そして11時30分、暖簾をくぐると店内はあっという間に満席。さすが人気店である。
席に着き、メニューを眺める。ランチメニューには味噌煮込みうどんを中心としたラインナップが並ぶ。キムチ味噌煮込みうどん1,150円、インディアン味噌煮込みうどん1,150円、イタリアン味噌煮込みうどん1,200円と気になるメニューが目白押しだ。麺は柔め、柔らかめに調整可能とのことで、好みに合わせられるのも嬉しい。
迷わず注文したのは定番の味噌煮込みうどん1,100円(税込、以下同)。しばらくして運ばれてきた土鍋からは、湯気とともに芳醇な味噌の香りが立ち上る。

濃い赤味噌ベースの汁に太めのうどんが泳いでいる。
具材は油揚げ、卵、ネギ、かまぼこなど、彩り豊かな布陣だ。白ご飯と浅漬けが添えられているのも心憎い。
まずはうどんを一口。濃厚な八丁味噌ベースの汁が麺にしっかりと絡みつく。そして何より驚いたのは、この太くてコシのある麺だ。噛みしめるほどに小麦の風味が広がり、とても旨い。名古屋の味噌煮込みうどんは麺が固めなのが特徴だが、これぞ本場の味わいである。
うどんを平らげた後、残った汁にご飯を投入。これが正しい味噌煮込みうどんの〆である。濃厚な味噌の旨味を吸ったご飯は、もちろん旨い。雑炊として最後の一滴まで味わい尽くし、汁は全部飲み干した。
この日の会計は1,100円。この価格でこれほど満足度の高いランチが味わえるとは、まさに「罠」の名に相応しい中毒性である。夜はどて煮などとともに酒を楽しむこともできるようだ。
濃厚な八丁味噌の旨味と太麺のコシ、そして〆の雑炊まで堪能できる「味噌煮込罠」。その名の通り、また罠にかかりに来たくなる店である。

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