皆さんごきげんよう。脱サラおやじである。
今回訪れたのは新橋にある「チャーハン王 新橋店」。創業9年を誇るチャーハン専門店である。
赤い看板に大きく「チャーハン王」のロゴが掲げられ、ガラス張りの店内にはカウンター席で黙々とチャーハンを頬張るサラリーマンの姿が見える。店頭には米袋が積まれており、素材へのこだわりが伝わってくる。新橋という土地柄、昼時ともなれば行列ができるのも頷ける佇まいだ。
店内に入ると、カウンター席がずらりと並ぶシンプルな造り。余計な装飾はなく、チャーハン一本で勝負する潔さが感じられる。
注文したのはチャー王セット1,100円(税込)。限定150食という響きに心が躍る。なお、大盛りはできないとのことだが、果たしてその実力やいかに。

程なくして運ばれてきたチャーハンは、丸く美しく成形された黄金色の炒飯。刻みネギ、紅生姜、そしてニンニクチップがトッピングされ、見た目にも食欲をそそる。付け合わせには小さな黒い器に入った鶏スープが添えられている。
卓上には「極上チャーハンの美味しい召し上がり方」と書かれた案内カードが置かれており、これに従って食すのが流儀のようだ。まずはスープを一口。熱いのでカップを直接持って飲むのが作法らしい。鶏の旨味が凝縮された滋味深いスープである。
続いてチャーハンをそのまま半分まで何もかけずにいただく。パラパラに仕上げられた米粒一つ一つに卵と油がまとい、噛むほどに旨味が広がる。これぞチャーハン専門店の実力である。
残り半分は卓上の自家製酢醤油をかけて味変を楽しむ。酸味が加わることでさっぱりとした後味に変化し、箸が止まらなくなる。さらに特製ラー油を少しずつ加えれば、ピリッとした辛味がアクセントとなり、また違った表情を見せてくれる。
この日の会計は1,100円ぽっきり。チャーハンとスープのみという潔いメニュー構成ながら、味変を重ねることで最後まで飽きさせない工夫が光る。まさにチャーハン道を極めた一杯であった。
専門店ならではのこだわりと、新橋という立地に相応しい手頃な価格設定。チャーハン好きなら一度は訪れるべき店である。また黄金色の炒飯を求めて足を運びたくなる一軒であった。

メニュー





コメント