みなさん、ごきげんよう。脱サラおやじである。
今日は高野にある「長兵衛」を訪問。
古民家の風格を活かした佇まいで十割蕎麦を提供する名店。自家製粉の手打ち蕎麦と天ぷらの完成度が高く、蕎麦前から蕎麦湯まで一貫して楽しめると評判の店である。
日暮里舎人ライナーの扇駅と高野駅の中間にある。
徒歩で向かうと目の前に現れるのは、堂々とした古民家の造り。
太い梁と柱、床の間を備えた座敷。まるで旧家に招かれたような空間。創業は1980年、地元で長く愛されてきた蕎麦処「長兵衛」。
店主は「千寿 竹やぶ」で修業を積み、玄蕎麦を買い付けて皮むきから自ら手がける徹底ぶり。
その日使う分だけを石臼で挽き、つなぎを一切使わない十割蕎麦を打つ。蕎麦打ちコーナーも設けられ、石臼が置かれた店内は雰囲気たっぷり。

注文したのは「天せいろ」2700円(税込)。
茨城や会津、千葉産の蕎麦粉を中心に使用した自家製粉十割蕎麦。青みがかった美しい麺線。
口に含むと香りが立ち、歯ごたえと滑らかさが共存する食感。今まで食べてきた蕎麦とは別物。コシの強さに驚き。
麺つゆは本カツオ節を使ったもの。生ワサビを自分でおろして合わせると、辛味と香りが立ち、蕎麦の風味をさらに引き立てる。最後にいただく蕎麦湯は濃厚で滋味深く、締めにふさわしい一杯。

「長兵衛」は古民家の落ち着いた空間で、自家製粉十割蕎麦を堪能できる蕎麦処。天ぷらはサクサクで素材の旨みを引き出し、蕎麦との相性抜群。蕎麦湯まで含めて一貫した満足感。
脱サラおやじ史上、かなりの上位に入る蕎麦屋である。
価格は高めだがその価値は十分にあった。
酒場放浪の一環として訪れる価値ある一軒。
蕎麦前から蕎麦湯まで、粋な時間を楽しめる蕎麦屋。脱サラおやじの放浪記にふさわしい一章。





長兵衛 (高野/そば)
★★★☆☆3.30 ■予算(昼):¥1,000~¥1,999



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