皆さんごきげんよう。脱サラおやじである。
今回の放浪先は、西新井の老舗「らーめん涌井」と、扇大橋駅近くの焼肉店「スエヒロ館扇店」。
どちらも地元民に長く愛される店で、実際に足を運んでみると、その理由に深く納得の訪問となった次第。
まず向かったのは、西新井の「らーめん涌井」。

1989年創業で、店主は恵比寿の名店「らーめん香月」出身とのこと。背脂チャッチャ系の系譜を継ぐ店として知られ、地元の常連が絶えない人気店である。
注文したのは醤油ラーメン1000円。

見た目は背脂がしっかり浮いた、いかにもコッテリ系の一杯。
しかしひと口すすれば印象がガラリと変わる。
背脂の甘みとコクはあるのに、スープ自体は驚くほどあっさり。
豚骨や鶏ガラを丁寧に煮出したスープに、秘伝の醤油ダレが合わさり、重さを感じさせない絶妙なバランスの一杯である。
麺は細めのちぢれ麺。
背脂の旨味をまといながらも、スープを邪魔しない軽やかな食感。
チャーシューは厚みがありながらホロホロと崩れる柔らかさで、脂の甘みがスープと調和する旨味。
背脂系でありながら、年配の方でも食べやすいという評判にも深く納得の味わい。
食べ進めるほどにレンゲが止まらないスープ。
背脂のコクが後を引き、気づけば完飲寸前の勢い。
老舗の貫禄を感じる一杯であり、まさに「昔ながらの背脂ラーメン」の魅力を再確認する時間。
西新井に来たら、また寄りたくなる店であること確信。
続いて向かったのは、扇大橋駅から徒歩3分ほどの「スエヒロ館扇店」。

ファミリー層にも人気の焼肉チェーンで、肉の質が良くコスパが高いと評判の店である。
チェーン店と侮るなかれ、実際に食べてみるとその実力に驚く内容。
まずはビール瓶大858円で喉を潤す。

キムチ四種盛り合わせ715円は、白菜・カクテキ・オイキムチ・山芋キムチとバリエーション豊富。
どれも発酵の旨味がしっかり感じられ、焼肉前のスターターとして申し分ない逸品。

刺身風センマイ638円は、コリコリ食感が心地よい一皿。
酢味噌ダレの酸味と甘みが絶妙で、ビールとの相性抜群。

北海道産菊脂418円は、牛の小腸脂身とのことで、これがまた新鮮。
網の上でじっくり焼くと脂がじゅわっと溶け出し、噛むほどに旨味が広がる至福。

豚ホルモン495円は、この界隈で生ホルモンを食べられる貴重な存在。
鮮度が良く、臭みが一切ない。タレとの絡みも良い。
チェーン店でありながら、このクオリティは素直に驚き。

そして、その白飯がまた旨い。
釜炊きごはん660円は、注文ごとに炊き立てが提供される贅沢仕様。
粒立ちが良く、甘みが強い。

ここにカルビをのせて頬張れば、旨さ倍増の幸福時間。
黒毛和牛並カルビ693円は、並とはいえ脂の旨味がしっかり。
やや歯応えはあるものの、噛むほどに肉の味が広がる満足感。

牛上ネギタン1298円は、タンの旨味にネギの香りが重なり、さっぱりと食べられる一品。
ネギを巻いて食べるスタイルがまた良いアクセント。

締めには鶏なんこつ418円。
コリコリ食感が心地よく、軽めの一皿として最適。
焼肉の余韻を残しつつ、胃に負担をかけない締めとして優秀。

「らーめん涌井」で背脂の旨味に浸り、「スエヒロ館扇店」で肉の魅力を堪能する一日。
どちらも地元に根付いた名店であり、足立区の食文化の豊かさを改めて感じる放浪となった次第。
脱サラして自由な時間が増えたからこそ、こうした店巡りがより深く楽しめる日々。
次はどこへ行こうかと、また新たな放浪先を探す楽しみ。





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