第88記 鳥番長(上野)

居酒屋

皆さんごきんげんよう!脱サラおやじである

上野の街を歩くと、どこか懐かしい昭和の香りが漂い、酒場好きの心をくすぐる空気感。
そんな雰囲気に誘われるように足が向いたのが、上野昭和通り沿いに店を構える鳥焼肉の人気店「鳥番長」。
卓上七輪で焼くスタイルが名物の大衆鳥酒場。
炭火の香りと活気ある店内の空気に包まれる至福の時間。

店内は木目調の温かい照明に照らされ、昭和の大衆酒場を思わせるレトロな雰囲気。
カウンター席もテーブル席もあり、ひとり飲みでもグループでも気軽に入れる空気感。七輪の煙が立ち上り、炭の香りが鼻をくすぐる瞬間に、酒場放浪のスイッチが入る。

まずは赤星中瓶700円。酒場放浪のスタートにふさわしい一本。
キレのある飲み口と、どこか懐かしいラベルの存在感。七輪の火を眺めながら流し込む赤星の旨さ、至福のひととき。

お通しは煮物で、しめじ、ウインナー、里芋、鶏肉などバラエティ豊かな内容。温かく提供され、冬の寒さを忘れさせる優しい味わい。家庭料理のような安心感に包まれる瞬間。


名物の焼き鳥番長盛り合わせ(上)2人前2400円を注文。


卓上に七輪が置かれ、炭火の熱気が立ち上る。焼き鳥というより“鶏焼肉”と呼びたくなる豪快なスタイル。この日のラインナップは、もも、はらみ、かるび、手羽先、せせり、ロース、白レバ、砂肝、やげん軟骨、ひざ軟骨と、鶏の魅力を余すことなく楽しめる内容。

ももは肉汁がじゅわっと溢れ、炭火の香りと鶏の旨味が直球で届く王道の部位。
はらみは弾力のある食感と濃い旨味が特徴で、噛むほどに味が広がる満足感。
かるびは脂の甘みが心地よく、七輪で焼くことで香ばしさが倍増する魅力。
手羽先は皮がパリッと焼け、身はふっくらと仕上がる絶妙なバランス。塩気と炭の香りが酒を誘う危険な存在。
せせりは首周りの肉ならではのプリッとした弾力が魅力で、噛むたびに旨味が溢れる酒泥棒。
ロースはしっとりとした食感で、鶏の旨味をじっくり味わえる部位。
白レバは鳥番長の名物のひとつで、濃厚でクリーミーな味わいが特徴。レバーが苦手な人でも食べられそうな上品な旨味。
砂肝はコリコリとした食感が心地よく、七輪で焼くことで香ばしさが際立つ。
やげん軟骨とひざ軟骨はコリコリの食感がクセになり、塩で焼くだけで十分な旨味。

お酒が進んでしまう。ここでホッピーセット550円を注文
ビール同様、焼き鳥に良く合う。


七輪で焼くスタイルは、焼き加減を自分で調整できる楽しさも魅力。炭火の香りと鶏肉の新鮮さが相まって、どの部位も満足度が高い仕上がり。焼く楽しさと食べる楽しさが同時に味わえる贅沢時間。

続いて注文したのが、ずり刺し750円。胡麻とネギがたっぷりかかり、見た目からして旨そうな一皿。甘めの醤油ダレを絡めて口に運ぶと、コリッとした食感と鮮度の良さが際立つ。七輪焼きの合間に食べる刺しの旨さ、格別。


鳥番長は焼き鳥だけでなく、鳥刺し、丸焼き、水炊きなど鶏料理が豊富。

名物の「鳥の丸焼き」は焼き上がりに50分かかるほどの本格派で、グループで訪れれば盛り上がること間違いなし。酒のラインナップも豊富で、赤星、ハイボール、ホッピー、焼酎、日本酒まで幅広く揃う大衆酒場らしい豪快さ。
昭和レトロな雰囲気と炭火の香りに包まれながら味わう鶏焼肉の満足度。上野で鶏を食べたいなら、間違いなく候補に入る一軒。鶏焼肉でかなりうまい店であった。

鳥番長 上野昭和通り店 (仲御徒町/焼き鳥)
★★★☆☆3.48 ■上野で長く愛されている、安くて美味しくて懐かしい、昔ながらの大衆”鳥”酒場! ■予算(夜):¥4,000~¥4,999

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