皆さんごきげんよう。脱サラおやじである。
今日は遠征して新座の住宅街をにぽつんと佇む一軒家のカレー食堂、その名も「天竺食堂」に訪問。
外観はどう見ても普通の家だが、扉を開けた瞬間に広がるスパイスの香りで一気に異国へ連れていかれる感覚。まさに隠れ家の趣。
店内は靴を脱いで上がるスタイルで、まるで友人宅に招かれたようなアットホームな空気。
カウンターとテーブル席が少しだけの小さくも落ち着いた空間。
この日はランチで「天竺の昼セット松」を注文。価格は1,900円(税込。以下同)。
カレーは2種類選べる仕組みで、チキンカレーとスペシャルカレー(+100円)を選択。
スペシャルは週替わりで、この日はチーズビーフカレー。
さらにドリンクとしてチャイを追加で300円。
スパイスの香りに包まれながら料理を待つ時間もまた至福のひととき。
まず提供されるのがサービスのスープ。これがまた侮れない。サラッとした口当たりの中に複雑なスパイスの香りが広がる、カレーの序章とも言える一杯。胃が温まり、これから始まるスパイスの旅への準備運動。

続いて登場するのがパパドとチャツネ。チャツネはバターチキンとガーリックを選択。
パパドにちょいと乗せて食べると、香ばしさと甘み、酸味が一気に広がる味わい。
残りはカレーの味変用に使うのがこの店の楽しみ方。味のレイヤーが増えていく感覚。


セットにはチキンティッカとマライティッカも付く。どちらも柔らかく、スパイスの香りがしっかりと染み込んだ旨味の塊。チキンティッカは骨なしタンドリーチキン、香ばしさが際立ち、マライティッカはヨーグルトのまろやかさが引き立つ仕上がり。味の違いを楽しめる贅沢な二種盛り。

そしてメインのカレー。
まずはチキンカレー。スパイスの香りが立ち上がり、ひと口食べると出汁の旨味がじんわりと広がる。スパイスの奥にしっかりとした旨味の層があるカレー。
バスマティライスと日本米をブレンドしたライスとの相性が抜群。スプーンが止まらないカレー。
続いてスペシャルのチーズビーフカレー。濃厚なビーフの旨味にチーズのコクが加わり、スパイスの香りと合わさって唯一無二の味わい。
重たさはなく、スパイスのキレが後味を引き締める絶妙なバランス。
週替わりで内容が変わるため、訪れるたびに新しい発見がある楽しみ。

チャイはスパイスがしっかり効いた本格派。シナモンやカルダモンの香りが立ち、甘さ控えめで飲みやすい仕上がり。食後の余韻をゆっくり楽しめる一杯。

天竺食堂のカレーは、日本の一般的なカレーとも、いわゆるインドカレーとも違う。
スパイスの香り、出汁の旨味、そしてバスマティライスとの組み合わせ。どれもが独自のバランスで成立している創作スパイスカレー。まさに唯一無二のカレー。
住宅街の中にひっそりと佇む小さな食堂だが、その味は確実に人を惹きつける力を持つ店。ご夫婦の温かい接客、落ち着いた空間、そしてスパイスの香りに包まれる時間。気づけばまた来たくなる店。
脱サラおやじの放浪記に新たな名店の追加。新座の隠れ家スパイスカレー。天竺食堂。







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