第99記 ベーカリーティールーム ニコ(小台)

スイーツ

皆さんごきげんよう。脱サラおやじである。
サイドFIRE生活の特権とも言える、予定のない休日の昼下がり。
ふらりと足が向いたのは、都電荒川線・小台駅近くの住宅街。

静かな路地を歩いていると、白とダークブラウンを基調にした落ち着いた外観が目に入る。
店名は「ベーカリーティールーム ニコ」。
2023年3月にオープンした、パンと紅茶とケーキの香りが漂う小さなベーカリーカフェ。
店先のガラス越しに見える焼きたてパンの並び。

その素朴な佇まいに惹かれ、気づけば扉を開けていた次第。
店内は十数席ほどのこぢんまりとした空間。
カウンターとテーブル席がバランスよく配置され、柔らかな照明が心地よい雰囲気をつくる空間。
紅茶はアッサムなど種類豊富で、ポットで提供される本格派。

パンはシンプルながら丁寧に焼かれたものが多く、地元の方々にも愛されている様子。
まずはパンを数種類購入し、ランチ代わりにいただく流れ。

選んだのはピザパン、クリームパン、コロッケパンの3種。
どれも見た目は派手さこそないが、教科書通りの美しいフォルム。
こういうパンこそ、素材と技術が試されるもの。

ピザパン(240円)。
ふんわりとした生地に、トマトソースの酸味とチーズのコクが程よく絡む一品。
具材はシンプルだが、パン生地の香りがしっかり立っているため、満足度の高い仕上がり。
食べ進めるほどに、丁寧な仕事ぶりが伝わる味わい。

クリームパン(180円)。
手に取った瞬間に伝わる柔らかさ。
中のカスタードは甘さ控えめで、卵の風味がしっかり感じられる優しい味。
派手さはないが、毎日でも食べられる安心感のあるクリームパン。
こういうパンが美味しい店は、他のパンも間違いない印象。

コロッケパン(180円)。
昔ながらの惣菜パンの王道。
コロッケはホクホク系で、衣は軽め。
パンとの相性が良く、ソースの甘みが全体をまとめる構成。
ランチとしての満足度も高く、散歩途中の腹ごしらえに最適な一品。

パンを食べ終えた後は、せっかくなのでカフェタイムへ突入。
ブレンドコーヒー(500円)を注文。

香りは柔らかく、苦味と酸味のバランスが良い飲み口。
パンの余韻を邪魔しない、優しいブレンド。
カップを持つ手が自然と落ち着く、そんな味わい。

そしてデザートにチーズケーキ(550円)とガトーショコラ(550円)を追加。

チーズケーキはスフレタイプで、ふわりと軽い口当たり。
甘さは控えめで、レモンの爽やかさが後味を引き締める構成。
添えられたフルーツが彩りを添え、見た目にも嬉しい一皿。
午後のひとときを優雅にしてくれる存在。

ガトーショコラはしっとり濃厚で、カカオの香りがしっかり立つ本格派。
フォークを入れた瞬間に伝わる密度の高さ。
甘すぎず、ビター寄りの大人の味わい。
コーヒーとの相性が抜群で、思わずゆっくり味わいたくなる一品。

パン、コーヒー、ケーキ。
どれも奇をてらわず、丁寧に作られた“まっすぐな美味しさ”。
店内の落ち着いた雰囲気も相まって、時間がゆっくり流れる感覚。
サイドFIRE生活の醍醐味である「余白の時間」を存分に楽しめる場所。
小台駅から徒歩数分という立地ながら、喧騒から離れた静かな環境。
散歩の途中にふらりと立ち寄るのに最適なカフェ。
パンのテイクアウトも良し、店内でゆっくり過ごすも良し。
紅茶好きにもパン好きにも刺さる、使い勝手の良い店。
脱サラしてからというもの、こうした小さな発見が日々の楽しみ。

知らない路地を歩き、気になる店に入る。
その積み重ねが、サイドFIRE生活の豊かさをつくる実感。
ベーカリーティールーム ニコも、そんな日常の中で出会えた嬉しい一店。
またふらりと訪れたい店。
そんな余韻を残す午後の散歩であった。

https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132303/13282714/

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